平成24年2月7日 火曜日

AM送信機作成開始

Filed under: 電子工作, 秋葉散策 — とめくぎ @ 19:19:07

ということで、こちらのサイトを参考に送信機を作ってみよう!と言うことに。

DDSで可変に自分もしたいところですが、DDSのチップがdigikeyくらいでしか手に入らないので、金銭的にキツイ今は
ちょっと見送りし、周波数固定版のVer3を作りたいと思います。
タダ単にそのまま作っても先駆者に申し訳がないので、自分なりに工夫をしたいと思います。
各回路セクションごとに基板を分割し、DDS搭載版などに部品や回路を転用できるように目指します。

ありがたいことに上記の作者様がこちらで製作の勘所を述べて下さってます。
よると、パイロット信号の精度が受信機によっては結構シビアで、送る音声ソースがパイロット信号に被ると
受信機でパイロット信号の検出が出来なくなり、ステレオ分離がパタ付くと言う。

ふむふむそのため、Ver4以降では音声入力にフィルタを入れてパイロット信号に被る帯域の周波数をカットしているんですね。
また、信号のふらつきをなくすため、CR発振からPICマイコンを使った信号源に変更しているんですねぇ。

というわけで、送信部分は周波数固定のVer3を参考に、それ以外は4.1を参考に作ることにしました。
電源はDCDCコンバータ使ってノイズに悩むなら、トランスとシリーズ電源で正負電源を作ろうと思います。
多少送信機に重量があったほうが本格的っぽく感じるでしょうし。
PICで実現している部分は開発環境の都合でAVRに置き換えできないか検討中。

L-Rの差信号の歪については今回は特に対策しないことにします。測定器無いし。
74HC4053についてですが、東芝製は鬼門との事で、オンセミコンダクタ(旧モトローラ)を薦めておいでです。
昨日買いに行ったら鈴商お休みだったので、秋葉で半導体を扱っている店を一通り回ったのですが、オンセミはねーよとあしらわれてしまいました。
だよねー。普通東芝だよねー。
昔は日立と二分してましたが、日立が汎用ロジックやめちゃったので、あの角が丸いツルんとしたかわいらしいパッケージをお目に掛かれなくなってしまいました。

まあ、先駆者の後を追いかけてもアレなので、東芝とオンセミ以外の74HC4053を探そう!と天性のへそ曲がりっぷりを発揮です。
色々巡りましたが、東芝以外に74HC4053を扱う店舗は無く、たまたま立ち寄った広瀬にNXPのHEF4053が有りました。
レールと箱が無造作にジャンクコーナに置かれ、千円弱のお値段が貼ってありました。そういや、1年以上前から有ったなコレ。
でも1レールも要らないし、千円出すなら日を改めて鈴商来るよーと思い、店員にこれ小売してくれませんか?と尋ねると、
「かなりお安くお出ししてます。」とつめたい。「2個くらいしか使わないので1レールも要らないんですよねー。何とか成りません?」と食い下がると、
「いえ、あそこにある二箱束になっているのが千円弱ですので、レール1本50円くらいだと思いますよ。」と。
値札の表示の仕方が悪すぎるよ広瀬・・・・。どう見てもレール1本千円だと思うべよ。
それじゃぁと言うことで、1本25個入りを50円で買ってきました。
>(なんでも間違って納品された物らしく、元手タダとかなんとか・・・。)
マルツで賞味期限切れの感光基板も手に入れて、準備は進みつつ・・・。
パターン図を描かないとな!さてどうなる!

平成23年9月22日 木曜日

若松のガイガーカウンターキットを買った

Filed under: 電子工作 — とめくぎ @ 11:29:25

ネットで(一部の好事家に)話題になった若松のガイガーカウンターキットを買った。
数年前にストロベリーリナックスで買ったキットと合わせて2台目。アホですなぁ。

とはいえ、若松のガイガーカウンターキットはシーベルト表示とNICが付いております。
しかも、これ単体でモニタリングポストとなり、Twitterやパッチベイに観測データを自動で投げることが出来るというシロモノです。

秋葉の店舗じゃ売ってなくて通販で買ったら2日くらいで来た。しかも送料無料。

ガイガー2号

マイコンはmbed(NXP製LPC1768)で、ボード上のminiUSB-BをPCに繋ぐとリムーバブルドライブとして認識されます。
そのドライブにファームのファイル一式をコピペするだけで書き込み完了と言うなんともハイテク(死。
Z80なんてROMにライタで・・・・・。(昔話は略

ガイガー管はロシア製のSBM-20が付属していて、それに合わせた特性データがファームの設定ファイルに書かれています。
付属のアルミ管をガイガー管にかぶせることで線種を絞り、計測値の精度を上げているようです。

半田のフラックスで漏電するとあるので、無水エタノールで除染の上、ハヤコートを塗布してみた。

■気づいたこと
LCDが取説にあるSunlike社のではなく、本家SIIのM1632が付属していて、付属の100kΩのコントラスト調整VRだと左に回しきらないと映らない。
たぶん、10kくらいが適当なんではと。(未確認
LCDの違いにより付属ケースの穴が合わない。本家SIIは微妙に大きい。
LCD留めてるネジがケースに当たる。(しまらない事もないけど基板が撓む)プラねじなんで削るか、皿ビスに交換する。
USBの穴が開いてないので自力であけとく。(三面加工は高いからね)
NICポートのLEDは点灯しない。近くのTPに抵抗通して繋がっているだけ。

TwitterがSupertweet経由での投稿になる。
まあAuth認証面倒くさいですよ。フルスクラッチで頑張るしかないんかな。

昇圧はコッククロフトですな。部品点数多くなるけど、特注のトランス不要だし小ロットには良いんでない?
ストロベリーはトランスだった。

開発元
http://diytec.web.fc2.com/mark2r2/

平成23年7月24日 日曜日

エアコン修理

Filed under: 電子工作 — とめくぎ @ 17:01:44

台風一過後、涼しい日々が続きますね。
先週暑い日についに居間のエアコンを動かそうと思ったら、送風しか出来なくなっていました。
しばらくすると運転ランプが点滅し、異常を知らせてきます。

家電で困った時の大明神ことアスナロネット様です。
ダイキンはリモコンの取消ボタンを長押しするとエラーコード探索モードになるので、エラーコードを確認。
L5: DC出力瞬時過電流異常です。圧縮機コイル不良、起動不良、パワートランジスタ不良」と出ました。

室外機型番
コンプレッサーの故障だったら嫌だなぁと、室外機から基板が付いた制御BOXを取り出す。
※回路に触れる際はACコンセントを抜いて、ブリッジダイオードの+-間の電圧がDCレンジで50V以下であることを確認する。
エアコン制御BOXBOX2BOX3
なんか、基板にうっすらと砂埃が体積しとる・・・・。蜘蛛の死骸が沢山。
ダイキンのエアコンひでーな。
ほとんど外に放置してあるのと変わらん・・・。よくカエルが焼死すると噂の箱だけはある。

目視では部品には異常は無さそう・・・。
BOXから基板を外し、パターン面を観察・・・・・。リング状に半田の割れが見受けられる。
半田割れ
片面基板で寒暖の差の激しい屋外にほぼ放置だから、そら割れるよなー。
ダイキンの室外機で火災の原因になってた、ブリッジダイオードの足やパワトラの足の部分は鳩目を打って半田してあるので、割れは無かったです。

ご多分に漏れず、トランジスタを駆動する回路の絶縁についてるフォトカプラの足にも半田割れが・・・・。
どうやらそれが原因で欠相運転になってるっぽく、それで過電流検出となっている様子だ。
トランジスタの各相の抵抗値は変化が無いから、欠相による破壊はないっぽい。

半田を盛りなおして、グリーンレジストに剥がれがある箇所があるので、そこを再塗装した。
レジスト浮き
取り付けてテストと思ったら外が暗いので日を改め、ハヤコート買ってきて塗布することにした。

塗布のために清掃をしたんだけど、そのときにガラスモールドのダイオードの割れが発見された。
ダイオード割れ

内機との通信線に繋がる抵抗にも腐食が見られ、絶縁塗膜がボロボロはがれるのが有った。
抵抗はカラーコードの通り39kΩを指しているが、断線するのも時間の問題なので予防交換する。

ダイオードは再半田をする前は割れてなかったと思うのだが、恐らく再半田の熱で割れた可能性が高い。
しかし、モールドが飛ぶほど熱を加えたつもりは無いので、元々モールドが不良で熱ショックで割れた可能性もある。
このダイオードがCTの巻き線から来た電圧を整流する回路にあたり、もしかするとコレが病巣だったのかもしれない。

あと、抵抗は内機接続端子の近くにあり、湿気の影響が受けやすい場所にある。
抵抗2本並列になっていて、恐らくフォトカプラに繋ぐ前の分圧用の抵抗と思われる。

会社の昼休みに秋葉で抵抗とハヤコートを買ってきた。ダイオードは手持ちのショットキを奢った。
ハヤコートはマルツで890円。抵抗はサイズは1/4Wのだが、用途を考慮し、元の抵抗の塗装色が酷似しているタクマン電子の小型1/2W(外寸が1/4Wと同寸の物)を選定した。

ハヤコートはメーカの売り文句だと優れた素材のようだ。豪華客船の飛鳥にも使われている、と聞きもしない自慢がPDFに書いてある。
メーカー曰く晴れた日の湿度の低い場所で塗れとある。薄曇だがまあ、そんなにジメジメしていないので、突貫する。
ハヤコート
養生テープでコネクターをマスキングして、イザ塗布開始!
マスキング1マスキング2マスキング3マスキング4マスキング5マスキング6
清掃はホーザンのパーツクリーナと無水エタノールと綿棒の人海戦術。コレが結構大変。

2~3回重ね塗りすると良いとあるので、30分ごとに塗り重ねするが、コンデンサやトランス等の背の高い部品の根元は
どうしても上手く行かない。ピンポイントでスプレーしたら、大量に降りかけてしまった。
やはり厚くなってしまった箇所は白濁してきた。メーカ曰く、白濁した箇所はピンホールになるとあるので、
ドライヤーで加熱したり、薄く塗り重ねたりして修復した。
それでも上手く塗れなかった部分は、ハヤコートを皿に取り、筆で塗った。
ハヤコート塗布完了1ハヤコート塗布完了2ハヤコート塗布完了3ハヤコート塗布完了4基板もセメント抵抗もテカテカに成ってしまった・・・。(笑)

塗装後24時間は通電するなとあるので、取り付けとテストは翌日行なった。
取り付けの前に室外機の錆をワイヤブラシで落とし、錆止め塗料を塗布した。

取り付け後20分ほど運転したが、目視、電流共に異常はなさそうだ。
AC1次電流9A、整流スタック後の直流電流は3Aほどであった。
計測計測2
これであと10年は頑張ってもらいたい。

平成22年4月10日 土曜日

液晶タブレット続報

Filed under: 電子工作, ジャンク — とめくぎ @ 12:04:37

液晶タブレットのPL-400ですが、その後も快調に使用しております。
普通のタブレットでも慣れれば!と思っておりましたが、まぁなんですか、年取ると適応能力がね。
いやいや!やっぱり、直で画面に描けるのは楽ですよ!小さくてもいいから買うべきですよ!

お絵描きBBSへ落書きをする頻度が上がる上がる。

というわけで、海外の方からリクエストを頂いておりますので、続報を。
(遅れてすいません。行方不明だった配線図のメモがやっと見つかりました)
とりあえず日本語で書きます。回路図は描くまで無い内容だけど、ーちょっとまってね。

(more…)

平成21年2月2日 月曜日

直ったーっ!

Filed under: 電子工作, ジャンク — とめくぎ @ 1:37:12

やっとPC-486SRの修理完了。
動作テスト

まずは教訓。
電源入れる前にブリッジしてないかしっかり確認しよう!
無負荷じゃ正常に動かないスイッチング電源もある。

以下修理記録
(more…)

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