平成23年8月16日 火曜日

C80お疲れ様

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 14:36:03

C80参加者の皆様お疲れ様でした。
1日目は一般で企業とサークル1箇所回り、2日目はサークル参加、3日目は仕事で欠席でした。
2日目のサークルは同人ソフトなんで、ごたぶんに漏れず同人ハードウェアめぐり放題です。
店番は仲間にお願いし、ハードウェア系のサークルをクローラーした。

すすたわりさんのサークルで噂のG.I.M.I.Cが出ていたので、貧乏な自分はマザーとOPMモジュールを購入。
gimic1
こいつは実際のFM音源のチップを動かしちゃうクールなハードウェアだ。
マザーボードにはCPUとしてCQ出版の付録で見たことのあるARMベースのマイコンが付く。(付属品)12000円
別途OPN3やPOMが乗ったモジュールを購入し、それを載せてS98フォーマットのデータやmdxが再生できるのだ。
こんな熱いハード買わないわけが無いよ。

つづいて他のサークルさんの作品、ミンティアのケースにフィットするその名も「ミンティア電光掲示板」。
これがマゾいマゾ過ぎる。1608サイズのLEDを226個もミンティアサイズの基板に手半田するキチガイなキットだ。
部品も全部付いて2500円。激安だ。組み立て済みのが2800円と採算度外視も過ぎる。
そんな訳で、こちらもマゾいオイラはサックリと購入。

帰宅後、GIMICの箱を開けると、モジュールと共にすでに組み立て済みで半田付けの楽しみがなくちょっと残念。
機体毎にシリアルが振られていて、モジュールやマザーのEEPROMにそのシリアルが記録されている。そのためもあるのだろう。
あと古いデットストックの音源チップを使う手前、組み立てた状態での動作確認も要るということでしょう。

添付品に8MBのSDメモリが付いていて、サンプルのMDXファイルが付いている。
早速鳴らそうとするが、うんともすんとも言わない。
公式サイトを確認すると、SDメモリの中をMDXファイルのみにすれば良いとか、ルートディレクトリに置くと鳴らないことがあるのでフォルダを1つ切れとか
色々方法があるようだが、試すも失敗。
ファームウェアを書き換えたり、mdxではなくs98フォーマットのファイルのみを置いてみたりしたが、やはり音は出ず。
s98については、モジュールのLEDが灯り、通信しているような様子は伺えるが、元のデータの対象チップが違うので音が出ないようだ。

この記事を書いているさなかにgimicのサイトに更新があったようだ。
もうちょっと弄り倒してみよう。

追記
ファームを2011-08-16お試し版FWに書き換えて、SDメモリにフォルダを切らずにMDXのみを置き、BかCボタンの操作で再生に成功した。
Pや他のボタンは使わない模様。あとやはりGIMIC Remoterも使えないらしい。
ケチって液晶買わなかった俺は負け組。

平成23年7月24日 日曜日

エアコン修理

Filed under: 電子工作 — とめくぎ @ 17:01:44

台風一過後、涼しい日々が続きますね。
先週暑い日についに居間のエアコンを動かそうと思ったら、送風しか出来なくなっていました。
しばらくすると運転ランプが点滅し、異常を知らせてきます。

家電で困った時の大明神ことアスナロネット様です。
ダイキンはリモコンの取消ボタンを長押しするとエラーコード探索モードになるので、エラーコードを確認。
L5: DC出力瞬時過電流異常です。圧縮機コイル不良、起動不良、パワートランジスタ不良」と出ました。

室外機型番
コンプレッサーの故障だったら嫌だなぁと、室外機から基板が付いた制御BOXを取り出す。
※回路に触れる際はACコンセントを抜いて、ブリッジダイオードの+-間の電圧がDCレンジで50V以下であることを確認する。
エアコン制御BOXBOX2BOX3
なんか、基板にうっすらと砂埃が体積しとる・・・・。蜘蛛の死骸が沢山。
ダイキンのエアコンひでーな。
ほとんど外に放置してあるのと変わらん・・・。よくカエルが焼死すると噂の箱だけはある。

目視では部品には異常は無さそう・・・。
BOXから基板を外し、パターン面を観察・・・・・。リング状に半田の割れが見受けられる。
半田割れ
片面基板で寒暖の差の激しい屋外にほぼ放置だから、そら割れるよなー。
ダイキンの室外機で火災の原因になってた、ブリッジダイオードの足やパワトラの足の部分は鳩目を打って半田してあるので、割れは無かったです。

ご多分に漏れず、トランジスタを駆動する回路の絶縁についてるフォトカプラの足にも半田割れが・・・・。
どうやらそれが原因で欠相運転になってるっぽく、それで過電流検出となっている様子だ。
トランジスタの各相の抵抗値は変化が無いから、欠相による破壊はないっぽい。

半田を盛りなおして、グリーンレジストに剥がれがある箇所があるので、そこを再塗装した。
レジスト浮き
取り付けてテストと思ったら外が暗いので日を改め、ハヤコート買ってきて塗布することにした。

塗布のために清掃をしたんだけど、そのときにガラスモールドのダイオードの割れが発見された。
ダイオード割れ

内機との通信線に繋がる抵抗にも腐食が見られ、絶縁塗膜がボロボロはがれるのが有った。
抵抗はカラーコードの通り39kΩを指しているが、断線するのも時間の問題なので予防交換する。

ダイオードは再半田をする前は割れてなかったと思うのだが、恐らく再半田の熱で割れた可能性が高い。
しかし、モールドが飛ぶほど熱を加えたつもりは無いので、元々モールドが不良で熱ショックで割れた可能性もある。
このダイオードがCTの巻き線から来た電圧を整流する回路にあたり、もしかするとコレが病巣だったのかもしれない。

あと、抵抗は内機接続端子の近くにあり、湿気の影響が受けやすい場所にある。
抵抗2本並列になっていて、恐らくフォトカプラに繋ぐ前の分圧用の抵抗と思われる。

会社の昼休みに秋葉で抵抗とハヤコートを買ってきた。ダイオードは手持ちのショットキを奢った。
ハヤコートはマルツで890円。抵抗はサイズは1/4Wのだが、用途を考慮し、元の抵抗の塗装色が酷似しているタクマン電子の小型1/2W(外寸が1/4Wと同寸の物)を選定した。

ハヤコートはメーカの売り文句だと優れた素材のようだ。豪華客船の飛鳥にも使われている、と聞きもしない自慢がPDFに書いてある。
メーカー曰く晴れた日の湿度の低い場所で塗れとある。薄曇だがまあ、そんなにジメジメしていないので、突貫する。
ハヤコート
養生テープでコネクターをマスキングして、イザ塗布開始!
マスキング1マスキング2マスキング3マスキング4マスキング5マスキング6
清掃はホーザンのパーツクリーナと無水エタノールと綿棒の人海戦術。コレが結構大変。

2~3回重ね塗りすると良いとあるので、30分ごとに塗り重ねするが、コンデンサやトランス等の背の高い部品の根元は
どうしても上手く行かない。ピンポイントでスプレーしたら、大量に降りかけてしまった。
やはり厚くなってしまった箇所は白濁してきた。メーカ曰く、白濁した箇所はピンホールになるとあるので、
ドライヤーで加熱したり、薄く塗り重ねたりして修復した。
それでも上手く塗れなかった部分は、ハヤコートを皿に取り、筆で塗った。
ハヤコート塗布完了1ハヤコート塗布完了2ハヤコート塗布完了3ハヤコート塗布完了4基板もセメント抵抗もテカテカに成ってしまった・・・。(笑)

塗装後24時間は通電するなとあるので、取り付けとテストは翌日行なった。
取り付けの前に室外機の錆をワイヤブラシで落とし、錆止め塗料を塗布した。

取り付け後20分ほど運転したが、目視、電流共に異常はなさそうだ。
AC1次電流9A、整流スタック後の直流電流は3Aほどであった。
計測計測2
これであと10年は頑張ってもらいたい。

平成23年6月11日 土曜日

CIって誰が幸せになるのか?

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 22:58:15

コーポレートアイデンティティってやつ。
長年親しまれた企業ロゴやマークを破壊してなんか流行のマークに変更するアレ。

元々無いものをきちんと整備するという意味では意味があるでしょうが、すでにあるものを壊すのはよーわからんなーと昔から思っておったのです。
まあ、広告代理店とか、専門にやってるコンサルに踊らされているって感じでしょうか。
コンサルとか広告代理店、看板屋が幸せになるのかな?

そういえば、日航がロゴを鶴丸に戻しましたね。うん。やっぱ鶴丸は秀逸だ。(何気にウチの家紋も鶴丸だ)
社長曰く「過去への回帰ではなく、日本の空を切り開いてきた、かつてのチャレンジする精神に立ち戻るためだ」とのことだけど、
どう考えても団塊の世代にアピールするには、ノ(の)JALのロゴは海の物とも山の物ともつかない企業に見えるでしょう。
金持ってる団塊世代というパイの大きい市場に打って出るなら、変に新しいロゴを推し進めるより親しまれた物に戻すというのが得策だったのでしょう。

キッコーマンも最近ロゴの変更をして新ロゴの片隅に昔の亀甲に満のマークをあしらった物になりましたね。
イメージカラーは微妙だけど。

全日空も昔の漢字ロゴタイプとダヴィンチのヘリコプターのマークに戻すといい。
※2011-06-26追記>定期便ではないですが、モヒカンジェット復活として2009年就航してたんですね。

最近自分の中でワーストロゴ変更企業は、明治製菓こと「明治」ですね。
なんかパワフルさというか元気が無いロゴというイメージのほか、meijiの「iji」が「j」を二人組みの「i」が取り囲んでリンチしているように見える。
「i1:金持ってんだろー」
「j:すいません。いま持ち合わせが・・・・」
「i2:ちょっとジャンプしてみろよーてめー」
な感じ(マテ
冗談はさておき、次は
旧カトキチとこ「テーブルマーク」。ここまで和食から乖離した名称に変更とか、もう訳わからん。
スーパーでカトキチの米(サトーのご飯より安いしまあまぁ旨い)買おうとしたら、テーブルマークとか(しかも英文ロゴなんよ)。
プライベートブランドのパチモノかと思っちゃったよ。年配の人とか買わなくなるね。ありゃぁ。
高齢者の一人暮らしが増えて、あの手の商品は年配のひとが買う様に仕向けないと駄目なのに。

前のロゴが陳腐化しているならともかく、ああも入れ替える理由がわからんなー。
看板の書き換えだって金かかるでしょうに。

そうそう、池田模範堂が最近ロゴ変えた。商品の「ムヒ」を前面にだしてたから池田模範堂のロゴはかったよね。
そういった意味では正しいCIなのかも?でもカタカナじゃなくて「muhi」なんだよね。
微妙に明治と同じ臭いのするロゴタイプ。会社名もムヒになるのかな。
いや、金鳥だって「大日本除虫菊」云うしな。伝統ある名前を守っていってほしいね。
いまだに松下がなくなったのが残念で仕方が無い、昭和生まれな自分。

平成23年4月3日 日曜日

白箱の連動シャットダウン

Filed under: たわごと, プログラミング — とめくぎ @ 16:10:14

原発が被災し電気が足らない訳で、計画停電になりました。
齢60の親父は昔はしょっちゅう停電したぞ!1週間ぐらい!と言っているが・・・・。(それは電気代払えなくて停められてただけじゃ)
引込み線の電線盗まれて停電したこともあったそうで。

そんなわけで、自宅サーバやファイルサーバを動かすUPSをキチンと設定すると共に
ファイルサーバの連動シャットダウンに挑戦します。

サーバのOSはFreeBSD、UPSは三菱のなので、portsに純正のツールがあるのでそれをインストールする。
cd /usr/ports/sysutils/freqsdwn
make install clean
で設定をして終わり。
ケーブルは指定の物とは弱冠違うが動作した。ポート名称を間違えないように。

続いてファイルサーバである白箱を連動シャットダウンする。
白箱の中身はDebianなので、少々の小細工で連動シャットダウンできそう。

とりあえず、白箱にシャットダウン用アカウントを作成し、UPSの繋がるFreeBSDのサーバから
そのアカウントにパスなしでログオンしてシャットダウンコマンドを実行するという流れ。

以下にざっと手順をメモる。間違いとか有るかも。
(more…)

生存報告

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 15:43:52

被災されました皆様にお見舞い申し上げます。

当方関東在住で被害は微々たる物でした。近所では瓦が落下したり、
築40年あまりのマンションの外壁が崩落したりと、建築時期による基準の違いや建てた場所、
建物の向きで被害に差があるようでした。

特に日本建築の屋根の棟(むね)と呼ばれる屋根の頂部の瓦が積んである部分の崩壊が目立ちました。
観察すると、漆喰で土台を固めた上に、のし瓦と冠瓦を積んで、針金で固定しただけの物が多く、
棟に対しまっすぐ振動が来た場合は耐えられますが、直角に振動が来た場合に土台が弱く耐えられないようです。
当方の家は切妻面が北側(震源地)に向いていたためと、棟の土台部分が漆喰ではなくコンクリートの
専用ユニットのため耐えられたと推測されます。(瓦葺ですが和瓦に良く似せたコンクリート瓦の安物です)

さて、原発に関してはまあ・・・・。
来るベクしてきたと言うか、前々から言われた最悪なシナリオどおりに進みつつある気も・・・。
ガイガーカウンターで測ると、いつもと違う値で興味深いですよ。
この辺は計測器の個体差もありますし、闇雲に値を公開するとデマ呼ばわりされるので慎みます。
各々で調べてご判断ください。

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